令和5年4月24日、山鹿市菊鹿市民センター執務室内で保管していた交付前のマイナンバーカード11枚を紛失したことが判明しました。
本事案を厳粛に受け止め、市民の皆様に心よりお詫び申し上げますとともに、マイナンバーカードの厳正な管理を徹底し、再発防止に努めてまいります。
1.概要
令和5年4月24日(月曜日)午後1時過ぎ、翌25日(火曜日)に交付予定のカードを準備していたところ、執務室内金庫で保管しているはずの当該カード2枚が見当たらないことに職員が気づきました。カードの在庫確認を行ったところ全体で11枚のカードが不足していることが判明したため、直ちに菊鹿市民センター全職員で4月24日から26日までの3日間執務室内やごみの集積所を捜索しましたが、現時点でも発見に至っておりません。
2.原因
マイナンバーカードは、地方公共団体情報システム機構(以下「J-LIS」という。)から送付される小箱に入っており、届き次第箱ごとに保管し、交付に向けての準備を行っています。
交付前設定処理、交付通知書の発送作業が終了次第、マイナンバーカードを専用のプラスチックケースに格納し五十音順に仕分けして、執務室内の金庫に保管していました。
紛失原因の明確な特定はできませんが、カードの交付前設定後の段階で、不要となった小箱を廃棄する際に、誤ってカードを梱包したまま廃棄した可能性が高いものと考えられます。
3.紛失への対応
対象者の方には謝罪し、これまでの経緯と説明を行いました。カードは誤って廃棄した可能性が高く、暗証番号の設定前であることから、悪用される恐れが低いことを説明し、ご本人の了解を得て個人番号の変更はせず、再申請することとしました。
4.再発防止策
J-LISからのマイナンバーカード受領後は、複数人のチェックのもとー連の処理及び確認を行うことを徹底します。また、職員に対しては個人情報保護及びマイナンバーカードの重要性の認識を一層深めさせるとともに再発防止に取り組んでまいります。
5.市長コメント
このたび、本市におきまして特定個人情報であるマイナンバーカードを紛失したことが判明いたしました。
市民の皆様には行政に対する信頼を著しく失墜させてしまい、心からお詫び申し上げます。