鳴りますか?あなたのお家の住宅用火災警報器
住宅用火災警報器とは?
住宅用火災警報器は、火災により発生する煙や熱を感知し、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器です。機器本体を天井や壁に設置するだけで、簡単に機能を発揮します。
なお、平成23年6月1日からすべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。
どのくらい効果があるの?(奏功事例)
なぜ設置しなければならないの?
住宅火災で毎年約1,000人の方が亡くなり、その原因の多くが逃げ遅れによるものです。犠牲者の7割が65歳以上の高齢者となっています。その中でも就寝時間帯の被害が多く、火災警報器は火災の早期発見、消火および避難につながり、命や財産を守るのに非常に有効です。
総務省消防庁の調査では、設置しない場合に比べて死者や焼損面積はおおむね半減、損害額は約4割減した結果となっています。
住宅用火災警報器の設置で、火災による被害を少なくできます。
設置する場所は?
誰でも簡単!住宅用火災警報器の点検・交換
もしもの時に住宅用火災警報器が作動しなかったら、設置している意味がありません。そこで大切なのが、点検と交換です。住宅用火災警報器の点検・交換は、誰にでも簡単に出来ます。
点検は、本体のボタンを押すか、付属の紐を引きます。正常な場合、正常を知らせる音声や警報音が鳴ります。少なくとも年に2回は点検を行い、反応しない場合は、すぐに交換しましょう。
交換の目安は、設置から10年となっています。すでに設置して10年以上経過している場合は交換しましょう。
また、新しく交換する際は、生活に適した機器を選ぶことをお勧めします。

テストボタンを押す点検方法

付属の紐を引く点検方法