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HPV(子宮頸がん予防)ワクチン予防接種について

最終更新日:


 

高校1年生相当の方とキャッチアップ接種対象の方へ                                    (平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの方)

【公費で接種できる期間について】

公費で接種できるのは令和7(2025)年3月31日までです。標準的な間隔で接種する場合、接種開始から3回の接種完了まで約6か月かかります。

【10月以降に初回の接種を開始する場合】

やむを得ず本来の標準的な間隔での接種ができない場合、短縮したスケジュールで接種できる場合があります。10月以降に初回接種を希望される場合は、必ず事前に医師とご相談ください。(ただし、医師の判断により短縮したスケジュールで接種できない場合もあります。)


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平成20年度生まれの女の子と保護者の方へ 平成9年~19年度生まれの女性


HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの予防接種については、今まで積極的な勧奨を差し控えている状況にありましたが、その後、国においてワクチンの有効性・安全性に関する評価等を行った結果、令和4年度からの積極的な接種の再開が決定されました。

子宮頸がんとHPVワクチンについて

 子宮頸がんは、子宮の入り口付近にできることで、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスの感染(ヒトパピローマウイルス感染症)が原因であることが分かっています。多くの場合は、性的接触によって感染すると考えられています。

 HPVの中には子宮頸がんを起こしやすい種類(型)のものがあります。HPVワクチンは、このうち一部の感染を防ぐことができます。現在日本において受けられるワクチンは、防ぐことができるHPVの種類によって、2価ワクチン、4価ワクチン、9価ワクチンの3種類があります。2価、4価ワクチンは、子宮頸がんを起こしやすい種類であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。また、9価ワクチンは、HPV16型と18型に加え、ほかの5種類のHPVの感染も防ぐことができます。

 ただし、HPVワクチンの接種により完全に子宮頸がんの発症を予防できるわけではないので、ワクチン接種に加え、早期発見のために子宮頸がん検診を定期的に受診することが重要です。

 

定期予防接種が可能となる対象者

接種時に山鹿市に住民票がある小学6年から高校1年相当の女子

接種回数

接種するワクチンや年齢によって、合計2回または3回接種します

※詳しい接種回数については、下記パンフレットをご確認いただき、接種医療機関とご相談ください

接種期限

高校1年相当の年度の3月31日まで

接種料金

接種期間内であれば、無料で接種できます

※公費補助がない場合の接種費用は、2価および4価ワクチンでの3回接種で約4~5万円、9価ワクチンでの3回接種で約8~10万円です。

接種スケジュール

ワクチンは3種類あり、同じ種類のワクチンを合計2回または3回接種します。

ワクチンの種類や接種年齢によって、接種回数や間隔が少し異なりますが、いずれのワクチンも、半年から1年の間に決められた回数を接種します。

※詳しい接種スケジュール等は、下記パンフレットをご確認いただき、接種医療機関にご相談ください。

接種方法

市内または県内の協力医療機関


必ず、医療機関に予約しましょう!また、上記医療機関以外での接種を希望される場合は、医療機関に直接お問い合わせください。


医療機関へ持っていくもの

□母子健康手帳

□予診票(実施医療機関や山鹿健康福祉センター窓口に備えています)

※接種者が満16歳未満の場合は、予診票に保護者の署名がないと予防接種は受けられません

□本人確認書類(健康保険証など)

 

厚生労働省ホームページを通じたワクチンの情報提供





厚生労働省ホームページ(外部リンク)

 

 キャッチアップ接種について

 HPVワクチン予防接種の積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方に対し公平な接種機会を確保する観点から、定期接種の特例として、時限的に、令和4年度より3年間、定期接種の対象年齢を超えての接種が可能となりました。※対象者の方には、通知を送付しておりますのでご確認ください。

対象者

接種時に山鹿市に住民票がある

平成9年度から平成19年度生まれまでの女子

接種期間

令和4年4月1日~令和7年3月31日までの3年間

接種費用

接種期間内であれば、無料で接種できます

接種回数

1~3回

※過去の接種履歴があり、長期にわたり接種を中断されていた方は、残りの回数の接種(2・3回目または3回目)を行えます。その場合、接種歴のあるワクチンと同一製剤で接種を完了するようにしてください。ワクチンの種類が不明な場合は、医師とよく相談のうえ接種を行ってください。

 

厚生労働省ホームページを通じたワクチンの情報提供



厚生労働省ホームページ(外部リンク)

 

注意事項

・HPVワクチンの接種は努力義務であり、強制ではありません。この予防接種による期待される効果や、予想される副反応について、接種を受けるご本人もよく理解したうえで受けましょう。ご不明な点は、接種医療機関にご相談ください。

・接種の際は、急な体調変化をきたす恐れもあるため、保護者の同伴をお勧めします。

・痛みやしびれ、脱力感など、気になる症状が長期間続く場合は、接種医療機関にご相談ください。



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