山鹿市健康都市宣言の中で、山鹿市は、赤ちゃんから高齢者まで、一人ひとりのライフステージに応じた健康づくりに取り組むこととしています。産後のお母さんに向けた取り組みの一つとして、山鹿産のおいしい食材を活用した栄養満点のランチと良質な温泉をゆっくりと楽しんでもらう「産後リフレッシュ事業」を令和7年度に開始するよう計画しています。
今年度は、その準備として、市内唯一の調理師育成機関である城北高校とコラボし、調理科2年生の皆さんにランチメニューの考案をしていただく「山鹿市産後リフレッシュプレ事業」に取り組みます。
メニュー作成に向けて、市の保健師と栄養士が講義をしました。
今回は、令和6年5月2日に城北高校で行ったメニュー作成に向けた保健・栄養講義について、生徒の皆さんが熱心に学習に取り組んだ様子をご紹介します!
保健講義
保健師による保健講義の様子です。
保健講義では、山鹿市の概要や山鹿市健康都市宣言の中での市の取り組みを学習し、事業の方向性を共有しました。
次に、授乳期のお母さんの体や心、環境の変化を学習し、授乳期の生活を確認しました。
栄養講義
栄養士による栄養講義の様子です。
栄養講義では、栄養素の働きや、それぞれの栄養素の過不足の影響、授乳期のお母さんの食事のポイントについて学習しました。フードモデルを使用した高校生男女の一日の必要量のグループワークでは、普段の食事を振り返り、活発な意見交換が行われました。
講義終了後はたくさんの質問があり、熱心に理解し、今後メニュー作りに取り組もうとする姿勢が伝わりました。
今後の取り組みについて
数回の試食会を経て、今年度末に来年度産後リフレッシュ事業で提供するおいしくて栄養バランス抜群なメニューを決定する予定です。その経過は、市ホームページでお知らせしていきます。次回は秋ごろの予定ですので、お楽しみに!