熱中症とは
熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温の調節がうまくできず、体内に熱がこもった状態です。めまいや吐き気、頭痛、失神などの症状をきたし、最悪の場合死に至ります。運動時や屋外だけでなく、屋内で何もしていないときでも発症します。熱中症について正しい知識を身につけ、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症予防行動のポイント

(1)暑さを避ける
・涼しい服装を心がけ、日傘や帽子を使いましょう。
・少しでも気分が悪くなったら、涼しい場所へ移動しましょう。近くに施設がなければ、日陰へ移動しましょう。
(2)こまめな水分補給
・のどの渇きを感じなくても、こまめに水分と塩分などを補給しましょう。
・1日あたり1.2リットルを目安に水分補給をしましょう。
・1時間ごとにコップ1杯の水分補給をしましょう。
・入浴前後や起床後も、水分と塩分を補給しましょう。

(3)エアコンの使用中もこまめに換気
・適切な温度設定(室温28℃、湿度40~60%)、夜間も使用しましょう。
・窓とドアなど2か所を開けましょう。
・室温が上がりにくい環境を整えましょう(エアコンの清掃、遮光カーテン、すだれの利用など)。
熱中症になりやすい方
高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障がいのある方は、熱中症になるリスクが高いです。ご家族や身近な人は、水分補給やエアコンの使用をするよう声掛けをしましょう。
○熱中症についての詳細はこちら
熱中症予防のための情報・資料サイト | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)
熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートをチェックしましょう

熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。
また、令和6年度から新たに、気温が著しく高くなり熱中症による人の健康に対する重大な被害が生じる恐れのある場合、前日の昼過ぎに熱中症特別警戒アラートが発表されることになりました。
発表された情報は、下記URLの環境省のホームページなどを通じて発信されますので、ぜひ確認してください。そして、熱中症警戒アラートが発表されている時は、不要不急の外出はできるだけ避けましょう。また、屋外やエアコン等が設置されていない屋内での運動は、原則中止・延期をしましょう。
○熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートについて詳細はこちら
環境省熱中症予防情報サイト - 熱中症警戒アラート (env.go.jp)
クーリングシェルターを利用しましょう