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令和7年度 【子ども】麻しん(はしか)・風しんの予防接種について

最終更新日:


麻しん(はしか)・風しんとは

 麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

 風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、感染経路は飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、強い感染力を有します。​症状は、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。​また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠中の女性が感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあるので注意が必要です。

使用するワクチンと効果

 麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を使用します。その他、単独の麻しんワクチンと風しんワクチンを接種することもできます。

 MRワクチンを接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスと風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。

接種対象者とスケジュール

第1期 : 1歳の1年間(1歳の誕生日の前日から2歳の誕生日の前日まで)

第2期 : 5歳以上7歳未満で、小学校入学前の1年間

<接種間隔> ~3つのルール~

① 注射生ワクチン(※)から次の注射生ワクチンの接種を受けるまでは27日以上の間隔をおくこと

② 同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合はワクチンごとに決められた間隔を守ること

③ 発熱や接種部位の腫れがないこと、体調が良いことを確認し、かかりつけ医に相談の上、接種を受けること

※ 注射生ワクチンとは、麻しん風しん混合ワクチン、水痘ワクチン、BCGワクチン等を言います。

ワクチンの副反応

 ワクチン接種後の反応として多くみられる症状として発熱、発疹、鼻汁、注射部位の腫れなどがみられます。なお、重度のアレルギーがある方は、ワクチンに含まれるその他の成分によるアレルギー反応が生ずる可能性もあるので、接種時にかかりつけの医師に相談してください。

予防接種実施機関

定期の予防接種は、市と契約を締結している医療機関で実施します。

接種方法:各医療機関に事前に予約の上、接種してください。(医療機関によっては、予約不要の場合もあります。)

     診療時間等は、各医療機関に確認してください。

持ち物:母子健康手帳、予診票(接種する医療機関にあります。)、マイナンバーカードなど住所が確認できる書類

接種を受けられない方

  • 接種時、発熱している。​
  • 現在、重篤な急性疾患にかかっている。
  • MRワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • 免疫機能に異常のある疾患を有する方、免疫抑制の効果のある治療を受けている方
  • 妊娠していることが明らかな方
  • その他、予防接種を行うことが不適当な状態にあると医師が判断する方

接種に注意が必要な方

以下の方は、接種にあたって注意が必要なので、あらかじめ医師に相談してください。

    •  心臓、腎臓、肝臓、血液の病気や発育障害がある方
    •  これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
    • けいれんを起こしたことがある方
    • 免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
    • MRワクチンの成分でアレルギーを起こすおそれのある方

お問い合わせ先

山鹿市 健康増進課 (山鹿健康福祉センター) TEL 0968-43-0050

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