令和7年山鹿市消防本部救助技術大会(水上の部)開催
令和7年7月9日(水曜日)山鹿市民プールにおいて、24名の職員が集い、救助技術大会(水上の部)を開催しました。この大会は水難救助活動に万全を期すため実施するもので日頃の訓練の成果をお互いに披露し安全確実な救助技術の確立を図りました。なお「人命救助」の成績上位者は8月30日(土曜日)兵庫県三木市で開催される「第53回全国消防救助技術大会水上の部」に熊本県代表として出場します。
開会式
50mクロール・50m平泳ぎ
基本泳法
頭部が水没しないように飛び込み、入水した後、常に顔が水面に出た状態で、基本的な泳法である「ぬき手」と「平泳ぎ」でそれぞれ25メートルずつ泳ぐ 水難救助の基本的な泳法を習得する訓練。
溺者救助
3人1組(救助を要する人を含む)で救助者と補助者の2人が協力し浮環にロープを結着後、補助者が投下した浮環を救助者が25メートル先の溺れている人まで搬送し、 浮環に溺れている人をつかまらせ、補助者がロープをたぐり寄せて救助する訓練。

水中検索
第一泳者が水面を、第二泳者が水中をそれぞれ検索し、水没している人を発見して水面へ引き上げ、第三泳者と第四泳者が協力して対岸へ救助する訓練。
人命救助
3人1組(救助を要する人を含む)で「二重もやい結び」のロープをたすき掛けにした救助者が、1人目の溺れている人の呼吸を確保しながら、補助者が救助ロープをたぐり寄せて救助する。2人目の水没しつつある人を水面に引き揚げ救助する訓練。