ちいきほうかつしえん
<地域包括支援センターとは?>
地域包括支援センターは、地域で暮らす高齢者の皆さんを総合的に支えるために市が設置しています。社会福祉士、主任ケアマネージャー、保健師の3職種を配置し、皆さんが住みなれた地域で安心して自立した生活が続けられるよう、お手伝いをします。
<相談窓口は?>
山鹿健康福祉センター(〒861-0531山鹿市中578、電話0968-43-1077)内にあります。
<山鹿市地域包括支援センターはこんな仕事をしています>
●自立した生活ができるように支援します
地域包括支援センターでは、高齢者の皆さんの状態にあったサービスの利用や自立のための支援をします。
●皆さんの権利を守ります
高齢者の皆さんが安心して暮らすために、皆さんの持つさまざまな権利を守るお手伝いをします。お金の管理や契約に関する不安のある方への成年後見制度の紹介や、虐待の早期発見、消費者被害などに対応した権利擁護業務を行います。
●ご相談ください
「介護のサービス事業に不満があるが、どうすればいいのかわからない」
「近所の1人暮らしの老人が認知症のようで心配」
…など、高齢者の皆さんやご家族、近所の方々の介護に関する悩みや問題に対応します。介護のこと以外(健康、福祉、医療など)でも、内容に応じて適切な解決方法を探すお手伝いをします。どうぞお気軽にご相談ください。
●さまざまな方面から皆さんを支えます
皆さんを支える地域のケアマネージャーの支援をしたり、地域のさまざまな機関(医療、福祉など)や関係者の方々とのネットワークづくりを行ない、皆さんがより暮らしやすい地域づくりをめざします。
<サービス利用について>
「1人で買い物に出かけたい」「また料理が作れるようになりたい」…など、皆さんが生活の中で実現したいことを目標に、できる限り在宅で自立した日常生活を継続できるように支援します。山鹿市の介護予防・日常生活支援総合事業や介護保険の介護予防サービスが利用できます。
●サービスを利用できる人
サービス事業対象者
基本チェックリストの結果により、何らかの介護予防メニューへの参加が必要と判断された人です。
介護保険での認定が要支援1、要支援2の人
日常生活の一部に介護が必要ですが、介護予防サービスを適切に利用すれば心身機能の維持、改善が見込める人です。
●サービス利用の流れ
1.保健師やケアマネージャー等によるアセスメント
基本チェックリストやアセスメント表を用いて、本人や家族との話し合いにより利用者の心身の状態や生活環境等を把握し、課題を整理します。
2.サービス担当者との話し合い
目標を設定して、達成するための支援メニューを利用者や家族、サービス担当者を含めて話し合います。
3.ケアプランの作成
目標を達成するためのサービスを決定します。
4.サービスを利用
一定期間ごとに効果を評価し、プランの見直しを行います。