計画の策定について
急速な少子高齢化の進行による、労働人口の減少や社会保障負担の増加、地域社会の活力低下など、社会・経済への深刻な影響が懸念されています。また、核家族化の進行や地域コミュニティの希薄化、児童虐待の顕在化、経済的に困難な状況にある世帯における子どもへの貧困の連鎖など、子どもと家庭を取り巻く環境は大きく変化しています。このような変化に対し、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うことができる社会の構築、子どもを産み、育てる喜びが実感できる社会の実現など、子育ち・子育てをを全体で支援できる社会づくりが必要となっています。
山鹿市では、平成27年度から5年間を1期とする「山鹿市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、子ども・子育て家庭に関する様々な施策を総合的かつ計画的に推進し、地域の全ての人がそれぞれの立場から子育てを温かく見守り、子どもが健やかに成長できる社会の実現を目指してきましたが、令和元年度をもって計画期間が終了することから、令和2年度から令和6年度までの5か年を計画期間とする「山鹿市子ども・子育て支援事業計画(第2期)を策定し、引き続き、子ども・子育て支援施策を総合的に推進し、切れ目のない支援による子育ち・子育て環境の充実を図ります。
計画の基本理念
子どもの笑顔がかがやき 安心して子育てできるまち山鹿
計画策定までの取り組み
〇山鹿市子ども・子育て会議における審議
子ども・子育て支援法に基づき、計画への子育て当事者や子育て支援関係者等の意見反映を目的として、平成31年1月から令和2年1月までの期間に計6回「山鹿市子ども・子育て会議」を開催し、計画の内容について審議しました。
〇子ども・子育て支援に関するニーズ調査の実施
平成31年3月に、子育て家庭の現況やニーズ、子どもの生活実態などを把握するため、アンケート調査を実施しました。
〇パブリックコメント(意見公募)手続きの実施
令和元年12月に計画(素案)を公表し、市民の皆様からの意見を公募しました。
山鹿市子ども・子育て支援事業計画(第2期)
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