国保特定健診・特定保健指導について
◆国保特定健診・特定保健指導とは?
平成20年4月から、40歳から74歳までの国民健康保険の被保険者及び被扶養者を対象に、メタボリックシンドロームの予防・解消に重点を置いた、生活習慣病予防のための新しい健診・保健指導が実施されます。これを『特定健康診査(特定健診)』・『特定保健指導』といい、各医療保険者に実施が義務づけられています。
◆国保特定健診・特定保健指導の目的
病気の早期発見・早期治療を目的としたこれまでの健診・保健指導から、内臓脂肪型肥満に着目し、メタボリックシンドロームに当てはまる方やその予備群を発見し、生活習慣を改善するための保健指導を行うことで、生活習慣病の有病者・予備群を減少させること(病気の予防)を目的とした健診が特定健診です。
また、特定保健指導は健診でメタボリックリンドロームの危険があり、生活習慣病の発症リスクが高いと判定された方に実施される生活習慣病改善プログラムです。
≪「特定健診」「特定保健指導」を受けるメリット≫
○生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症など)は、ほとんど自覚症状がないまま進行します。医師の診察、血液検査等を受けることで、早期発見・早期治療につながり医療費の負担を軽くできます。
○必要に応じて専門職による生活改善のサポートを受けられます。
○特定健診受診率や特定保健指導実施率を上げることで、国からの補助金が加算され、保険料の抑制につながります。
◆国保特定健診・特定保健指導の流れ
1 国保特定健診
山鹿市から送付される受診券で健診を受けてください
2 国保特定保健指導
健診結果でメタボリックシンドロームや生活習慣病予備群の判定が出た場合は、保健指導のご案内をします。健診結果の段階に応じて指導員が生活習慣病改善へのアドバイスを行います。
3 生活改善
保健師・栄養士からのアドバイスや健康教室などの参加により生活習慣を改善し健康の保持・増進に努めてください
◆特定健診の申し込み
山鹿市では、19歳以上の国民健康保険にご加入の方すべてに、特定健診の受診券と採尿セットを郵送しております。集団健診(バス健診)と個別健診(医療機関健診)を選択できますので、健診期間内で受診してください。
なお、転入や保険資格の異動で受診券が届いていない場合は、山鹿市役所健康増進課【電話43-0050】までご連絡ください