県内最大級の武士像が完成しました(隈部親永公像) 最終更新日:2017年1月31日 印刷 山鹿市菊鹿町のあんずの丘に、県内の武士像としては最大級の銅像が建設されました!(平成23年11月26日除幕)そのモデルとなった武士こそ、隈部親永公その人です。親永公は16世紀後半、肥後北部の山鹿・菊池地方を治めた国人(国衆)で、1587年に勃発した肥後国衆一揆の中心人物としても知られています。あんずの丘にそびえ立つ像は、戦国時代末期に、山鹿・菊池二郡を支配していた肥後の国衆(くにしゅう)を代表する人物である隈部親永(くまべちかなが)の像です。本拠としていた隈部氏館(くまべしやかた)の地を背景に、大紋直垂(だいもんひたたれ)の平服姿で、太刀は佩(お)びず左手に持ち、支配する菊鹿(きくろく)平野を扇で指し示しており、領主として望んだ平穏な領地と領民への思いやりを表現したものです。モニュメントは台座と像を合わせた高さが10mで、像は、武士像では本妙寺の清正公像と並び県内最大級のものになります。この事業は、宝くじ社会貢献広報事業補助金などにより実施しました。