救急車は限りある資源です。
全国的に救急出場件数は増加しています。そのため、本当に救急車が必要な人に救急車がすぐに出動できない場合があります。通常、１１９番の救急要請を受けると、現場に一番近い救急車が出動します。しかし、その近くにあるはずの救急車が出動している場合は、遠方にある別の救急車が出動することとなり、現場への到着に時間を要することになります。このように、救急要請が増えることにより１１９番を受けてから救急車が現場に到着する時間が遅れ、救える命が救えなくなるおそれがあります。熊本県では、救急安心センター（♯７１１９）と子ども医療電話相談（♯８０００）を実施しています。救急車の適正利用にご協力をお願いします。
熊本県では、急な病気への対処や応急処置などを相談できる窓口として、救急安心センター事業を２４時間実施しています。急な病気やケガで医療機関に行くか迷う時など、お気軽にお電話下さい。「呼吸をしていない」「脈がない」「意識がない」「大量に出血している」などの場合やご自身が緊急と思ったときは、ためらわずに１１９番して救急車を呼んでください。
熊本県では、子どもの急な病気に対する保護者の不安の解消を図るために、夜間における小児救急に関する相談を受け付けています。「呼吸をしていない」「脈がない」「意識がない」「大量に出血している」などの場合やご自身が緊急と思ったときは、ためらわずに１１９番して救急車を呼んでください。