インターネット通販での定期購入トラブルにご注意ください 最終更新日:2021年9月1日 印刷 ホームページ等の広告を見て、1回だけのつもりで申し込んだが、「定期購入」になっていたという相談が多く寄せられています。インターネット通販は便利な一方、こうしたトラブルに発展するケースも少なくありません。店舗等で直接商品を購入するとき以上に注意が必要です。不安に思ったり、トラブルにあったりしたときは、消費生活センターへご相談ください。 ポチッとする前によーくチェックだワン(PDF:368.3キロバイト) 相談事例SNSの広告でサプリメントが初回1000円だったので注文したところ、最近再び同じ商品が届き、高額な料金を請求された。事業者に返品・解約したいと連絡したが、「4回以上の購入が条件」と言われ、応じてもらえない。いつでも解約可能な定期購入を解約しようとしたが、「解約期間が過ぎているため、次回お届け分の商品までは解約できない」と言われた。定期購入を解約したはずなのに、数か月後また商品が届いた。 アドバイス注文をする前に契約内容をしっかりと確認しましょう。定期購入では、「初回特別価格」「お試し」「××コース」などとうたっていることが多くあるほか、料金や購入回数など詳しい内容が、目立つ表示と離れた場所に表示されていたり、小さな文字で書かれていたりすることがあります。画面をスクロールした最後の方に書かれている場合があるため、サイトを隅々まで見るなど注意が必要です。また、「定期購入の縛りなし」と宣伝する商品でも、事業者に連絡しない限り、定期購入となる可能性があります。契約内容を今一度確認しましょう。解約や返品のルールは「注文前」に確認しましょうインターネット通販にはクーリング・オフ制度が適用されないため、返品や解約については、ホームページ等の記載に従わなければなりません。定期購入の解約には、「次回発送の〇日前まで」など条件があることが多くあります。細かな条件を見落とさないよう注意が必要です。記録を残しておきましょう「解約のために何度も連絡したが繋がらない」といった事例も見られます。いざというときに事実関係をスムーズに伝えるため、次のような記録は保存しておきましょう。注文時の契約内容(最終確認画面の印刷やスクリーンショットの撮影)事業者への連絡履歴(事業者への連絡、メッセージアプリの画面、メール)意思表示をはっきりと行いましょう解約したつもりが、単に「お届け休止」状態になっているケースもあります。意思表示をはっきり行い、解約できているかきちんと確認しましょう。さらに詳しいことについては、以下のチラシ等も併せてご覧ください。 消費者庁:通販申込前の確認ポイント(PDF:476キロバイト) 見守り新鮮情報 第302号「お試し」「1回だけ」のつもりが定期購入だった!?(PDF:225.5キロバイト) 見守り新鮮情報 第359号「解約保証」のはずが…定期購入トラブルに注意(PDF:206.6キロバイト) 見守り新鮮情報 第384号 販売サイトで契約内容をよく確認!定期購入トラブル(PDF:201.4キロバイト) 関連リンク消費生活センターについて【消費生活】お知らせ一覧国民生活センター:1回だけ試すつもりが、翌月も送られてきた健康食品(外部リンク)国民生活センター:相談激増!「おトクにお試しだけ」のつもりが「定期購入」に!?(外部リンク)