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方保田東原遺跡出土品

最終更新日:

 平成29年9月15日、方保田東原遺跡出土品が国の重要文化財に指定されました。

 山鹿市内の重要文化財は、八千代座に次いで2件目で、考古資料としては初の重要文化財指定となります。

方保田東原遺跡出土品(金属製品)
方保田東原遺跡出土品(赤色顔料関連資料)

概要

 方保田東原遺跡出土品は弥生時代後期から古墳時代前期にかけて繁栄した大集落跡からの一括資料です。その数は合計952点で、その内訳は土器・土製品452点、金属製品371点、石器・石製品54点、貝輪2点、ガラス玉96点です。

 金属製品は巴形銅器(ともえがたどうき)や銅鏡、鉄斧(てっぷ)や石庖丁(いしぼうちょう)形鉄器など豊富です。このうち石庖丁形鉄器は現在のところ国内唯一の資料です。このほか、石杵(いしぎね)や敲石(たたきいし)など赤色顔料(朱やベンガラ)の調整に関わる石器もあります。

 「中九州地方で繁栄した大集落の、当時の生業・精神活動等を復元する上で、学術的価値が高い」と評価されました。

方保田東原遺跡出土品(土器・土製品)

資料の公開と保管

 青銅器や家形土器など特徴的な資料は、山鹿市立博物館で展示公開しています。そのほかは山鹿市出土文化財管理センターの特別収蔵庫で保管しています。

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